日本人の死因の上位には胃がんや大腸がんがありますが、これらは会社や自治体で行なっている健康診断では見つける事ができません。
早期発見が何より重要視されるがんを見つけるには、自分で人間ドックなどに入って検査をしてもらう必要があります。特に胃がんや肺がん、大腸がんなどは検査を受けると見つけやすいがんです。人間ドックに入った時にがんが発見されたために、早く治療を受けられ大事に至らずにすんだという事例はよく見られます。また女性に特有のがんに乳がんや子宮がんがありますが、これらも出来る範囲が狭いため検査を受けると見つけやすいがんの1つとなっています。40歳を過ぎたころからなる人が増えるのですが、恥ずかしいという理由から違和感を感じても検査を受けるのが遅くなって他に転移してしまっているという事もあります。女性特有のがんもかかる人が増えているため定期的に検査を受ける必要があります。女性特有のがんは人間ドックの検査項目には入っていませんがオプションとしてつける事ができます。またレディースドックとして女性特有の病気を検査するコースを設けている病院もあります。以前は人間ドックは宿泊を伴う時間がかかる物でしたが、検査が早くできるようになったことや忙しい人に合わせて半日や1日ですむものもあります。そういった場合は胸や胃など特に気になる部分を重点的に調べる事になります。また最近は豪華なホテルや温泉などに宿泊して受ける事が出来る人間ドックも増えており、家族の健康を気遣ってプレゼントとして利用する人もいます。